まにゆにです。
はじめに断っておきますが、この記事は「今話題になっているから」とか「アクセス数が増えそうだから」とか、そういう気持ちでは一切書いていません。
ニュースでも出ているとおり、元NBAのスター選手コービー・ブライアントさんがヘリコプター墜落事故により2020年1月26日(米時間)にお亡くなりになりました。
そのヘリコプターには、13歳の娘さんも同乗されており、娘さんや他に同乗されていた方もお亡くなりになりました。
第一報
私がこのニュースを知ったのは、お昼頃です。
ふと、スマホを操作している時にある記事が目に入りました。
「コービー・ブライアントと親友のカイリー・アービング ネッツ戦を欠場」
私は、「何故アービングが欠場する必要があるのか?」疑問に思い、その記事を開きました。そして、そこでコービー氏がヘリコプター墜落で亡くなった。という内容を目にしたのです。
最初は、「何かの間違いだろ。ウソだ、信じられない。そんなはずはない。」と思いましたが、他のニュースでも大きく取り上げられていました。
私は、コービーのファンで、コービーが現役の頃はずっと応援していました。あの「芸術的なフェイドアウェイシュート。」「闘争心剥き出しの気持ち。」「誰にも負けない努力。」「NBAで観せてくれた数々のスーパープレイ。」そして、「アメリカ代表として出場したオリンピックでの若手を支える献身的なプレー。」
そのどれもが美しく、カッコ良く、私がNBAを好きになることの一つのなりました。そのコービーの突然の悲報。未だに信じられません。何かの間違いであってほしいと思うのですが、現実は私達に残酷な結果を突きつけます。
はじめてのコービー
私が初めてコービーを見たのは、実はマンガ本です。当時、小学生だった私は、「コロコロコミック」を毎月読んでいました。そして、そのコロコロコミックに、コービー・ブライアントを題材にした読み切り作品が掲載されたのです。
その当時は、「コービー?誰だろう?バスケットて何だ?」このような思いで見ていました。そのマンガ本でも、当時コービーのトレードマークだった、アフロヘアーがしっかり描かれていました。
そして、時は流れて、私もバスケットボールに入部することになります。(バスケットを始めたことと、コービーは関係ありません。)
バスケットボール部に入り、必然的にバスケには興味がありました。そして、そこで本物のNBAをテレビで見ることになりました。(おそらく、その当時は衛星放送でしか放送されていなかったと思います)
そこに映っていたのが、コービー・ブライアントです。私は、「コロコロに出ていた人だ」と、そこで初めて本物のコービーを観ることになりました。
そこで繰り広げられる数々の超人的なプレー。その当時のコービーは、まだアフロヘアーで、ダンクショットをガンガン決めるような選手でした。まだこの頃は、あの美しいフェイドアウェイシュートのようなプレースタイルではなく、ガンガン切り込んでダンクを叩き込むようなパワフルなプレーが印象的でした。
そして、それから現在に至った今でもNBAをYouTubeなどで観ています。今思えば、私がNBAを見始めた最初の頃、活躍していた選手がコービーだったのです。
偉大なるNBA選手
それからコービーは、数々の伝説を作り上げています。
NBAチャンピオン5回(その内2回MVP)、シーズンMVP1回、NBAオールスター18回(その内4回はMVP)、2回の得点王、11回のオールNBAファーストチーム、通算得点数歴代4位(つい先日、レブロン・ジェームズがコービーの記録を抜いたため、4位。それまでは3位。)
そして、2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピックでの金メダル。
キャリアの後半は、アキレス腱断裂の怪我の影響からか、どうしても全盛期のようなプレーができなかったコービーですが、それでもNBAファンに数々の感動と勇気を与えてくれました。2016−2017シーズンに惜しまれつつも、現役を引退しました。
私は、それまでアキレス腱の怪我で苦しんできたコービーに「数々の感動や勇気をありがとう。」と思い、コービーが引退したことに関しては、悲しい気持ちもありましたが、とにかく「ここまでNBAを楽しむことができたのは、コービーがいたから。ありがとう。」という気持ちでいっぱいでした。
それからは、コービーがいなくなって、さらに時代が変化してきた「現代NBA」を今でも観ています。これは、「NBAおもしろい」と思わせてくれたコービーがいたからこそです。
世界中の多くの人、人種・文化・宗教など、ありとあらゆるものを超えてコービーの死が世界中で取り上げられており、追悼が行われています。
これだけでも、コービーがどれほど偉大な存在であったかを物語っています。あなたは、いつまでも私達の心の中で生き続けます。あなたが残した功績、歴史、すべてをリスペクトしています。どうかご冥福を祈ります。